Operation Airlift Japan

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シアトルからの災害支援物資、三沢基地で仕分け作業中

2011年5月21日にシアトル港を出た支援物資が釜山を経由して、6月17日(金)午後1時半過ぎに八戸港多目的国際物流ターミナルに到着したシアトルからの支援物資は、現在も三沢基地で仕分け作業が続いています。

この支援物資は、三沢基地に住む米海軍下士官(上等兵曹)の配偶者ジェミナイ・サンフォードさんがシアトルのラジオ局KIRO(カイロ)FMのザ・ロン・アンド・ドン・ショーを通して支援を呼びかけたのがきっかけ。サンフォードさんは3月11日に発生した東北地方震災後に、かねてから米海軍と交流のある美幸園を訪れ、物資不足に困っていた養護施設の状況をシアトルのラジオショーで伝えました。ラジオショーのロンさんとドンさんは、リスナーの市民に支援を呼びかけました。OAJ(Operation Airlift Japan)「支援物資輸送作戦」とよばれる支援活動により、約50トン、コンテナ5本分の支援物資が到着しました。支援物資の中には生活用品や子供服、おもちゃ、食料品、学用品などいろんな物が含まれています。三沢基地に運ばれ現在も基地内で仕分けされていますが、仕分けられたものは三沢基地のボランティアや日本の民間団体の協力により、青森県内の養護施設や支援物資を必要としている岩手県内や宮城県内の被災地へ届けられます。

今後シアトルラジオ局からDJのロン・アップショーさんとドン・オニールさんが来日して、被災地を訪問する予定です。